スマートフォンをお使いの方にお勧めしているのがフリック入力です。
今回はフリック入力をオススメする理由と、フリック入力を行う場合の便利な設定についてお話しさせていただきます。
フリック入力とは?
フリック入力とは…タッチスクリーン上で指を素早く動かしたり、弾いたりして行う操作全般のこと。「フリック(flick)」とは素早く動かす、弾くという意味があり、スマートフォンでの操作ではタッチスクリーンの操作全般で用いられる表現。(引用:ウィキペディア)
ご年配の方にフリック入力を練習していただく場合は「素早く」操作する必要はありません。ゆっくりで構わないので、文字入力する際にキーを長押しして、確実に指定の文字を入力するのです。
フリック入力の練習方法
フリック入力の練習は、メモ帳で行うのをお勧めします。
もちろんメールやlineをするときに練習していただいてもかまいません。
下の写真を参考に、キーを長押しして表示される「あ」「い」「う」「え」「お」の方向に指をゆっくりスライドさせてみましょう。
同様に「か」行、「さ」行、「た」行・・・と入力してみてください。
慣れると長押ししている時間が短くなってきますよ。
同じ文字を連続で入力するには?(iPhoneでの設定方法)
フリック入力に慣れてきてから、覚えておきたいのが、同じ文字を連続で入力するケースです。
同じ文字を続けて入力しようとすると、次の文字になってしまいますよね。
そんなときはスマートフォンの設定をフリック入力に合わせて変更しておくのです。
今回は、iPhoneでの設定方法をお伝えいたします。
1 iPhoneの設定アプリ➡︎一般
2 一般➡︎キーボード
3 かな項目内の「フリックのみ」のマークをON(緑)にします
連続入力ができるようになりました。
この設定にすると、あを連続でタップしてもい、う、え、おと変化しません。
あくまでフリック入力が原則となります。
買い物メモで入力練習
わたしが生徒の方にスマートフォンの入力練習をお勧めする際には「お買い物メモ」
スマートフォンをお持ちの方でも電話とメール、LINE程度しか使っていないという方が多いです。
せっかく思い切って購入したスマートフォンですから、自ら使い道を探し出すことも必要です。
そこで生徒の方にオススメしているのが、毎日の買い物メモ。
買い物前に自宅で買い物一覧をメモアプリに入力しておきます。
店頭では買い物メモを片手に商品を探すのです。
買い物中に気づいたことなどもメモに追記しておくと後から役に立つはずです。
(例えば、売り出し品の期間や欲しいものを見つけた場合など)
今回は、スマートフォンでフリック入力の練習をおススメさせていただきました。
若い人がスマートフォンの画面をサササッと操作しているのをみて、「私には無理」と思っていませんか?もちろん早く操作する必要はありませんが、フリック入力の手の動きは「脳トレ」にも繋がるそうです。
手軽にできる「脳トレ」と思ってチャレンジしてみると、忘れた頃に自然にフリック入力ができるようになるはずです。