パソコンインストラクターが教える「上手な質問方法」

パソコン教室に通っておられるすべての方にお伝えしたい上手な質問の仕方をご紹介いたします。

教室の先生に上手に質問することで、パソコンの解決スキルが必ず上がります。

では、どのように質問すればよいのか?

それは、

どうすればよいか?

より

どうすればよかったか?

ということです。

どうすればよいか?では、疑問を解決することはできても再発してしまう可能性があります。

どうすればよかったか?と聞くことで、操作ミスの原因を追究することができ、再発防止につながります。

どちらも

「パソコンで操作ミスをした際に、正しい状態に戻せること」

には変わりないのですが、

ミスした状態から修正できればよいですが、

作成方法をひとつずつ練習している生徒の方にとっては、修正方法を考えるのは難しいですよね。

ですから、教室では「どうすればよいか?」より「どうすればよかったか?」を重視します。

たとえばこのようなケース

Excelでグラフを作成した時に、

グラフ内に不要なスペースができてしまった

Excelになれている方なら、原因と対策がすぐにできると思います

でも、グラフの勉強をしているご年配の生徒の方にとってはとても難題に感じてしまわれます。

意図せず起こしてしまったミスの対処方法

このような場合にわたしがアドバイスするのは、「治すことではなく、急がば回れ」です

一旦削除して作り直してしまった方が早いケースが圧倒的に多いのです

先ほどのグラフを削除して、改めて作り直します

改めて作る際には、パソコンで最も大切な「選択」を思い出してください

ご年配の方が苦手な「文字列の選択」が上達するコツ

2018年3月31日

Excelでグラフを作成する場合、表のデータを基に作成します

今回のケースは下の画像のようにグラフが作れれば正解です

ミスしてしまった原因を知りたいとおっしゃる方も少なくありません

今回のグラフでは、最初に選択範囲を誤ったことが原因です

操作ミスに気が付いた時が大切

パソコンでは、予期せぬ結果が出たときにそのまま突き進むより、いったん元に戻って原因を探る区とが大切です。

元に戻すボタン

WordやExcelには「元に戻す」ボタンがあります

直前の操作を取り消してくれる機能です

失敗に気づいた時、すぐに元に戻すことで原因に気づきやすくなります

失敗したまま進めてしまうと、元に戻すことも困難になることもあります

気が付いた時に元に戻して、「選択」が正しくできていたかを確認してみてください

『それではパソコン生活をお楽しみください』

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