教室に通っているご高齢の生徒の方はパソコン以外にカメラを趣味にされている方も多いです
カメラも一眼レフカメラで交換レンズを駆使して、本格的に撮影されています
2018年の年賀状に、ご自分で撮影した写真を使って作成される方もたくさんいらっしゃいました
このように「パソコンで活用するための写真を撮る」という明確な目的があると
撮影するために「どこに出かけてみよう」「こんなアングルにしてみよう」など
撮影自体を計画的に行えるようになるそうです
生徒の方の中には、毎年年賀状用の写真をどうするかを考えていらっしゃる方がいます
1年の中で、年賀状に使える写真をいつも考えているから撮影も作成もとても楽しめるのです
89歳でカメラもパソコンも楽しむ西本喜美子さん
先日、81歳でスマートフォンアプリを開発した若宮正子さんをご紹介しましたが
今回はカメラを楽しむ89歳の西本喜美子さんをご紹介します
西本さんもテレビやインターネットでとても話題になった方です
この強烈な写真に写っているのは西本さん本人です
一見すると虐待されているの!?とビックリしてしまいますが、手には撮影用のリモコンをお持ちです
71歳でカメラを始めた喜美子さんは写真の魅力にはまり、自宅の一部を写真スタジオに改装され
ご自身で撮影した写真をパソコンで加工しています
写真一枚にストーリーが盛り込まれているので、最初は思わず2度見してしまいました
西本喜美子さんのプロフィール
西本さんは72歳の時、長男でアートディレクターの西本和民さんが主宰する
写真講座に参加し初めてカメラに触れたことをきっかけに、
撮影技術を身につけ独特の感性を育んできたそうです
2011年、自身82歳の時には熊本県立美術館で初の個展を開催され
画像処理ソフトを巧みに使いこなしたデジタルアート作品や
ユーモアあふれる自撮り写真が話題になりました
2016年には、初の写真集『ひとりじゃなかよ』を刊行するなど、活躍の場を広げておられます
2017年12月~2018年1月には写真展「遊ぼかね」が、
エプソンイメージングギャラリー エプサイト(東京・新宿)で開催されています
西本さんの年賀状も話題に
酉年に合わせて、カラスに襲われているような写真を合成して作成しています
こんな年賀状をいただいたら、思わず家族で笑ってしまいますよね
この年賀状の元の写真がこちら
この写真を元に、パソコンでカラスの画像を合成して年賀状に仕上げたそうです
知識も経験も豊富なご年配の方が、こうしてパソコンを楽しんでいただく様子を見ると、とても刺激をいただけます
アイデア次第で本当に楽しくなるのがパソコンです
ぜひ皆様もお持ちのアイデアが形になるよう、パソコンをお役立てください
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