シニアの方のSNS利用状況について
シニアの方にSNSの事を伺うと、少々怖いイメージだったり
もしくは、若者が楽しむものというイメージをお持ちです
ソニー生命の意識調査を拝見したところ、
シニアの方のスマートフォンやタブレットの利用状況は以下の通り
スマートフォンは2015年から年々利用者が増えているのが分かります
教室へのお問い合わせも、この1年で月平均3~5人増えています
次に、アプリケーション別のSNSの利用状況です
Facebookはこの5年間横ばいになっていますが、Lineは毎年顕著に増加していますね
家族間での連絡用にお使いになっているシニアの方が教室にも多くいらしています
私の教室に通うシニアの生徒様にSNSについて伺うと、個人情報が独り歩きをしているような感覚だそうです
シニアの方が、スマートフォンを購入して、すぐにSNSを利用するというのはなかなかハードルが高いようですね
SNSが高齢者の孤独対策と認知症防止に効果がある
先日、インターネットのニュースで見つけたのがSNSが孤独対策や認知症予防になるという記事です
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用が、高齢者の間で増加しています。実は、高齢者のSNS利用にはメリットが多いとされます
2017年現在、巷で人気のSNSは、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなど
Facebookは実名を基本としたSNSで、生まれ年などから高齢者ということがわかります
Twitterは匿名性が強いですが、プロフィールに60代、70代、80代であることを公言している方も少なくありませんインスタグラムはスマホのカメラを使ってアプリから投稿するサービスのため、利用のハードルが高いと思われがちですが、女優の黒柳徹子さんなどは80代にも関わらず、インスタグラムを見事に使いこなしています。LINEで家族とコミュニケーションを取っている方も増加しているようですし、高齢者の間でもSNSは確実に普及しつつあると言えるでしょう
参考:みんなの介護
代表的なSNSについて簡単に説明します
”お互いを登録することでメッセージや通話を無料で行える”
”自分の日記をアプリを使う人が見ることができる 他の方の日記も読むことができる”
”自分自身が日頃考えていること、感じていることを匿名で発信することができる”
”自分で撮影した好きな写真をアプリを通じて見せ合うことができる”
私の教室でFacebookに出会って気持ちが若返った70代の生徒の方の話
パソコンの電源を入れるところから学習を始めた70代の男性
教室での勉強を通じてパソコンが楽しくなったといつも話してくださいます
お一人で暮らしているため、人との繋がりをとても大事にされます
インターネットを勉強された時にFacebookの話になりました
最初は恐る恐る始めたFacebookでしたが、自分自身のページへの投稿に慣れてきた頃に、投稿内容をどなたでも見れるように設定したところ、ご自分の投稿を見た方がコメントをくれたそうです
このコメントをキッカケに、他の方への日記を読んで、コメントするようになり、インターネット上のお友達ができたそうです
Facebookに慣れてきてからは、中学の同級生とも久し振りにお会いするキッカケもできて、毎日がとても充実するようになったと満足そうに話してくださいました
顔の見えない方との繋がりは怖いようにも思えます
せっかく覚えたパソコンですから、インターネットの事も正しい知識を持って利用する事で、日常に変化が起こります
教室に通っているのであれば、ぜひ先生に聞いてみて下さい
通っていない方は、私も参考にしたこちらの書籍を読んでみるのをお勧めします
「世界一やさしいシリーズのFacebook」
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