フォントによって異なる「令和」

4月1日に新元号「令和」が発表され、教室でも生徒の方と話題になることが増えました。

教室では、生徒の方と「令」という字について話すことが多いのです。

今回は「フォント」についてお話させていただきます。

「令」はフォントによって表記が異なる

パソコンで入力してみると気になるのが、「令」の字です。

游明朝の場合

これは、Word標準の「游明朝」です。

行書体の場合

フォントを行書体に変更すると、令の下の部分が「マ」というかたちになっています。

どちらが正しいのでしょう?

インターネットで検索してみると、たくさんのサイトで書体について解説がされていたので引用させていただきます。

文化庁によりますと「令」の字の形については、正解や決まりはなく、形が多様な漢字の代表的なひとつだとしていて、平成28年に出された指針では、「字の形の違いは習慣によるもので、本来は問題にする必要がない」と明記しています。

引用元:NHKニュース

どちらを利用しても問題ないようですね。

テレビで発表された書体はというと

パソコンで表現できるフォントと違っていますね。

今回は、令という字は使用するフォントによって異なることについてお伝えさせていただきました。このように使い分けできることを知っておくことが大切です。

 

これから、目にすることが増える「令」という字

パソコンで表現することが多いため、どちらが多くなるのか楽しみですね。

ちなみにインターネットでは、「令」となるため游明朝の書体が適用されています。

Wordで縦書きの文字を作成するにはワードアートが便利

今回、フォントのご紹介のため利用した機能はWordのワードアートです

Wordの「挿入」タブにあるワードアートを利用すれば、立体的な文字を作成することができます。

ワードアートは縦書きにも変更できる

ワードアートは文字ごとに縦書きの設定ができるため、今回のような大きな文字をどんっ!と表現するにはぴったりな機能です。

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