シニアの方にもおすすめしたいタッチタイピング
前回の記事はこちら
教室でタイピングの練習をされているシニアの生徒様が、ゆっくりですが手元を見ずにキーボードタイピングができるようになってきました。
ご自分でも成果を実感できているようで、とても楽しそうに練習を続けてくださっています
タイピング練習の手順
ホームポジション・・・動かした指が必ず元の位置に戻るよう意識する
(行ったら戻す。行ったら戻す)
準備
タイピングの練習には「メモ帳」アプリを使うのをお勧めします
メモ帳の起動方法
スタートボタンをクリックして、アプリの一覧からWindowアクセサリ→メモ帳とクリックしてください
1.母音(AIUEO=あいうえお)の動きを繰り返し練習します
K(カ行)S(サ行)T(タ行)N(ナ行)H(ハ行)M(マ行)Y(ヤ行)R(ラ行)W(ワ行)
2.母音の動きをマスターしたら
子音一つにつき5文字覚えられます
K(カ行)カキクケコ
S(サ行)サシスセソ
T(タ行)タチツテト
H(ハ行)ハヒフヘホ
M(マ行)マミムメモ
Y(ヤ行)ヤユヨ
R(ラ行)ラリルレロ
W(ワ行)ワヲ Nン
これで50音できるようになりました
3.子音の次は濁音の練習
G ガギグゲゴ
Z ザジズゼゾ
D ダヂスデド
B バビブベボ
P パピプペポ
4.拗音の練習
拗音の練習はコツがあります
例えば「きゃ」ですが、「ヤ」が小さくなっていますよね
ですから、「Y」を子音と母音の間に挟みます
「K・Y・A」これでキャと入力できます
次に「てぃ」ですが、「い」が小さくなっていますね
この場合は「H」を子音と母音の間に挟みます
「T・H・I」これでティと入力できました
拗音は「Y」か「H」を間に挟むようにと覚えてください
間違ってしまっても、どちらかを間に挟めば必ず入力できます
「ディズニーランド」や「ティッシュペーパー」がスラスラ入力できると自信が持てるはずです
5.促音の練習
せっかくはじめたタッチタイピングの練習です
ここまで来たら最後まであきらめずがんばっていきましょう!
促音の入力は、まず考え方
例えば「さっか」と入力してみましょう
この場合「つ」が小さくなっていますね
シニアの方がタイピング練習で躓いてしまうのは、この促音「つ」が多いのです
「さつか」となってしまい、作家と変換できず佐塚と変換されてしまいます
促音のコツ(頭でしっかり考えられるように)
「さっか」と入力する時
まずは「さ」SAを入力します
次に「つ」は意識するだけで入力はしません
「つ」の次の「か」KAを意識してください
さっか
SA→KA
これでは「さか」になってしまうので
SA→KK→A
というように、「つ」が入るところの次に入力する子音を2回入力します
慣れるまで、頭の中でゆっくり考えながら練習してください
これで50音、拗音濁音子音が入力できるようになりました
タイピング練習のサイトなどで毎日、繰り返し練習を続けていただくと、
シニアの方で必ず手元を見ずに入力ができるようになります
私のお勧めするタイピング練習のサイト「P検タイピング(無料)」
インターネット版(ソーシャル投稿非対応)学校内利用推奨をクリックします
一覧から練習する項目を選んでクリックします
初めての場合は、「ホームポジション」をクリックしてください
「スタート」をクリックすると、タイピング練習が始まります
失敗することを恐れずに、何度も繰り返して練習してみてください
ご高齢の方が、姿勢よくタイピングをされている姿はとても素敵です
練習の最後は「魔法の言葉」
パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す。
pa-kinngueriajuude、fannhazuxtutoyubanawomusu。
特に意味のない言葉なんですが、上で練習したすべてのキーをタッチしなければ入力できません
この言葉を変換(スペースキー)も意識して、何度も繰り返し入力してみてください
手元を見ずに魔法の言葉が入力できるようになったころには、あたなもタッチタイピンをマスターしていますよ
今年61歳のシニアでございます。
事情により、官公庁で仕事をしたいと思い、派遣会社に登録したところ、おそれく、タイピング技術が
Cランクだった理由で、不採用扱いを受けました。
そこで、なんか、タイピング技術を向上させられないか、と考え、suyama式タイピングメソッドを作成しました。
シニアの方のお力になれれば幸いでございます。
ブログもほぼ毎日更新しております。
よろしければ親しくしていただくと有難く存じます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
巣山道雄様 再就職に向けタイピング練習に励んでおられるとのこと素晴らしいことです!
仕事柄「もう年だから・・・」と挑戦すらあきらめてしまうシニアの方を多く見ておりますので、巣山様の果敢な姿勢に感銘を受けました。
suyama式タイピングメソッドについても知りたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。